大航海時代に思いを馳せて

大航海時代Onlineのゲーム記録と、痛い子的歴史妄想で構成の予定

三十年戦争にみる既視感(デジャブ)

今回は、戦争と平和という重いテーマに関して書いてみます。

最初に断っておきますが、このカテゴリーではいわゆる「歴史考察」ではなく、一歩進んだ展望(=未来の予想)について書くつもり。
歴史には客観的(=結局は主観的?)な考察は必要であるが、それはともすれば偏った歴史認識として片づけられがちです。
個々人がそれぞれの認識を持つことは当然のことですが、しかしその「考察」を基にして未来を予想することが、現在を生きる僕たちにとって一番重要なのです。

ということで、未来予想(=痛い子的妄想?かも)は、興味のある方だけご覧くださいww




まずは実際の三十年戦争について、詳しくはwikipedia を見て貰うとして、

DOLユーザなら、スウェーデン王グスタフ2世アドルフと聞けば、あのクリスティーナの父ちゃんか!と繋がってくるんじゃないでしょうか。そのクリスティーナの父ちゃんを戦場で倒したのがヴァレンシュタイン(ローマのコロッセウムに常駐しているNPC)

他にも、皇帝選挙で金を貢ぐ対象となる神聖ローマ皇帝(カール5世、フェルディナント1世、マクシミリアン2世、ルドルフ2世、マティアス)なども重要な登場人物で出てきますね。

sweaden.jpg

ここでマダム商会Blog:「2nd Age」Chapter4「北方の獅子」の紹介記事からSSをパクリと
右端にいるオクセンシェルナは、スウェーデン宰相としてその後もローマ皇帝軍との戦いを指揮し、結果としてオランダ独立の側面援護を行うこととなる。

この三十年戦争の発端はプロテスタントとカトリックとの間で勃発した同一宗教間の宗派戦争でした。
しかし途中からヨーロッパにおける覇権を確立しようとするハプスブルク家/スペイン王家と、それを阻止しようとするフランス・ブルボン家やスウェーデン王家などの勢力間の国際戦争として展開していった。実際に主戦場になったドイツの諸侯は、コロコロと寝返りを繰り返したりと混乱した状態がその後も続くことになった。

=========

さて歴史のおさらいはこれぐらいにして、この構図なんか現代でも似たようなものがないでしょうか?
・・・
そう、それはアラブの地で起こっている紛争を連想させるのです。
かつてのイランVSイラク戦争は、スンニ派とシーア派のとの間で勃発した同一宗教間の宗派戦争という側面があります。
そして今のイラクにおけるISも裏でサウジのスンニ派から援助を受けているという噂があります。更に、シリア内戦では米とロシアの覇権争いにおける代理戦争的な要素も加わってきました。

ふ~っ(溜息) 人間て、なかなか進歩しないね。
まあ遺伝子的には400~500年ぐらいではほとんど変化はしないからね。

と、上から目線でいられるのも、今の日本が平和だからなんだろうね。
この先、北朝鮮が人工衛星??テポドン発射してきたり、中国が尖閣周辺で圧力掛けてきたりすると、、日本がこの先平和を保てるのか不安になってきますね。

じゃあ、人類は戦争を続けて平和な世界というのは永遠に実現しないかというと、そんなことはないと断言しておこう。
希望の灯は見えてきているのです。
グローバル化の進展は、大分岐をその結末としての大収斂へと導いている。
大航海時代から始まった大分岐、人類史の過渡期は未だ終結していないけど、でも我々の世代は大分岐の最終章に差し掛かっている。

30年戦争での希望の灯はスウェーデンで親政を開始したクリスティーナ女王でした。
クリスティーナは、平和を願いカトリックとプロテスタントの融和を説き、三十年戦争終結に決定的な役割を果たした。
1648年史上初の多国間条約であるヴェストファーレン条約(ウェストフェリア条約)によって戦争に最終的な決着がつけられ、この結果、およそ300に及ぶ領邦国家が確定することになった。

ヨーロッパはその後も2度の世界大戦の戦場となったが、ベルリンの壁が壊されEUの発足した現代においては、例えばフランスとドイツの間で戦争が起きることはありえない。それは同じ価値観を共有しているからだ。
通貨統合体としてのEUは近々分裂する可能性があるが、大分岐(great divergence)発祥の地のヨーロッパでは世界に先駆けて、少なくとも域内限定の平和は手に入れたのだ。

さて今回のお話はこれでおしまい、次回は少し視点を変えてこのテーマを続ける予定。
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[ 2015/11/09 01:34 ] 歴史展望 | TB(0) | CM(9)
パラダイムの話かな
じゃぁお、お言葉に甘えて・・・

不勉強ながら「大分岐」は未読でして、市の図書館にでも行って通読しておくべきかな、と思いつつ、今回も記事を読んで思うところを書いてみようと思いまする。


歴史用語で言う「近代」のあとの時代を表現する言葉を模索する現代思想家や社会学者は多いですね
ポストモダンとか、後期近代、ハイ・モダニティなど言い方色々。
思うに、大分岐もそういった1つのパラダイムを示す用語と理解しております。

ただ自分、「とりあえずモダン(近代)って終わったしポストって付けようぜ!」とかそういうの、違和感がありすぎて受け付けないんですよ
現代って、現在進行形で進んでますので、西暦2000年前後のこと、もっと大局的に見れば1945年以降のことを歴史的事象として振り返るためには、とりあえず当事者全員死んでからにしろよ、と思う次第であります。
まだ100年くらいはやいかなと。
あとは国際連合が崩壊するとか、WW3が起こって新しい秩序が生じたと言わざるを得ない状況に追い込まれて初めて、"WW2戦後世界秩序と、その延長上にあった期間"みたいな感じで定義が出来るんじゃないですかね。

じゃ当事者である俺らは何も語れないのか、記述できないのか、ヨハンおめぇやる気ねぇのか!と怒られそうですがそういうことじゃなくて。
当事者として証言を残しているんですよね。
当事者の(自分が生きている時代についての)言説は歴史事象を客体として語るものではなく、言説は歴史事象そのものに過ぎないのだという自覚が必要だと思うのです。
1970年代に当時のことをポストモダン状況と考える思想家がいた、と西暦2300年代くらいの歴史学者(20世紀史が専門)が振り返ったとき、そういうことになりますやね。

うっ・・・また冗長になってしまいました・・・
ここからが本題で、個人的に注目しているのはデファクトスタンダードあるいはソフトウェア云々のことだってのは、前回のコメント欄で申し上げた通りなんですけど、それに関連して、そのパラダイムの変遷というテーマで注視してるのが"ポストコロニアル状況の進展"なんです

アンソニー・ギデンスとかウルリッヒ・ベックのいう「再帰的近代化」の言説もそうですけど、盛者必衰の理といいますか、因果応報といいますか、歴史的事象は誰かがやらかしたことの帰結が、その誰かに立ち返ってくる、これの繰り返しだと思います。
なので、コロニアル時代に好き勝手やってデファクトスタンダードを握ったヨーロッパ勢ですけども、WW2以後の植民地の独立解放、旧宗主国と旧植民地という間柄を経路にした経済移民の流入(いま問題のシリア難民云々じゃなくて、二重国籍所持者とかですね)、あとはEUという国民国家の枠組みを超えたスケールでのヒトモノカネの自由な移動は、かなり深刻なレベルでポストコロニアル状況を推し進めているんじゃないですかね

(あ、個人的に、今の人類が維持できる帰属集団の限界はせいぜい"国家"だと考えているので、広域共同体であるEUは分の悪いギャンブルというか、独逸さんの多垢支援マクロツールでしかねぇじゃん、と思います)

そのポストコロニアル状況とは何かというと、移民や難民の流入で、ただでさえギリギリの帰属集団としての国民国家の維持が困難になるという話です。
帰属集団は帰属意識なしでは成立しませんよね
人は群れなければ生きていけないから群れが生じるわけですが、普通の人って、帰属集団の最小単位である家族から発展し、せいぜい、友人・同族同胞などで構成する、"社会"というよりもっと小規模な"世間"の中で暮らすのが普通ですから、多民族状態の国家においては"●●人コミュニティ"がたくさんあり、帰属意識はそこ(=世間でもある)にあってその上(=国家全体、社会そのもの)には向かない。言葉も、信仰も、慣習も違うし、そりゃ当然です。

俺はこの手の問題についてはいつもナショナルアイデンティティ(国民国家の成員としての自意識)とエスニックアイデンティティ(民族的アイデンティティ)という2つの意識を使って考えるんです。
国家が国家として機能するというのは、人は群れて生きるほかない以上、集団安全保障という名のメリットですよね。日本で好き勝手やって生きていられるのは日本が日本として機能しているからですし。ゆえに、日本人である(あるいは日本国に在住する権利を持っている)という自意識がまずなければならない。民族的アイデンティティなんて本来、二の次なんですよ。
ぞんざいに扱えって言ってるわけじゃないですよ?
自分の出自を軽んじているつもりも無い。
でも、決してこれを第一にしてはいけない。
国家がぶっ壊れて機能しなくなったらそもそも生存権が著しく脅かされるんだから。
しかしながら、それを理解してない、俺やKojiさん的な痛い子じゃなくてガチの痛い子が日本にも多いし(最近なにやら騒がしいですね)、世界中に蔓延しているんですよね。
だって、そんな余裕ないから。
こういうことを考え、同好の士とダイアローグを楽しみ、ネトゲし、Xvideosでエロ動画を漁り(←俺だけ?)、仕事に行き、なんjまとめを見て適度にサボり、帰りにコンビニでアイスが買える俺は実に恵まれてるって実感ですよ!

経済移民や難民はとにかく生存したいんです。不自由なく生きたい。
目の前のことしか考える余裕が無い。だったら、なおさらエスニックアイデンティティしかないでしょう。異国の地では出自集団で固まってるのがとりあえず安全だし。
こうした人々がヨーロッパを侵食している。
(アメリカもだけど)
ヨーロッパのガチ勢としては、移民受け入れはきれいごと・リベラル思想を建前に、ホンネとしては安い労働力が欲しかったり、優秀な人材を国外から手に入れたかったりするからやってるわけですし、独逸にいたっては輸出大国としてマルク高に苦しむよりユーロが安くなってくれたほうが捗る、くらいに考えてこの多垢支援ツールを散々利用していたわけです。ポストコロニアル状況の進展はまさに因果応報だし、旧植民地からの移民流入は再帰的事象(自業自得)です。
(ああ、これは残念ながら日本にもいえますけど。)

その帰結として、現在進行形で"旧ヨーロッパの解体"が進行してると思いますよ。アメリカもそうですね。白人の人口が減って、アメリカならヒスパニック系&ムスリム、ヨーロッパならムスリムが多数派になる。フランスイギリスドイツ、あと北欧は相当進んでますね。
サッカー好きならもうだいぶ前からベルギーやらフランスやら、一体どこ代表なのかわからんなーって感じだったし・・・
ソフトウェアを握ったのは確かだけど、栄華もつかの間、内部から侵食されて解体しつつあると。

多民族国家で曲りなりに体裁を維持するには、シンガポールとか中国みたいな支配的民族による強権・独裁が必要になって、それはそれでアレですからね・・・
職場に中国人が居るから、普段から色々話を聞きだしてますけど、噴飯ものですよ
あんなふうにはなりたくないかな

でも一方で、自称リベラルな方々が夢見た先にはコスモポリタンなんてありゃしないと。移民受け入れに積極的だった末路がポストコロニアル状況ですから。
世界政府とか出来ませぬ。ここまで述べたとおり、根無し草で生きていける人、ガチでお花畑レベルにリベラル思想に染まってる人って、そういう特殊体質/気質なだけで、大多数の人が維持できる帰属意識の大きさには限度があるはずですよ。
地球市民はちょっとまだ大き過ぎますね・・・
何百年後か知らんけど、月や火星に殖民が進めば地球市民という意識が芽生えると思うんです
しかしそれは月人や火星人という概念の発生後に相対化した"こじんまりとした"帰属意識でしかない。つまり、ガンダムの世界観みたいに月人や火星人をよそ者と見て、スケールの大きな帰属集団間の闘争の火種になっちゃうと。

悲観しすぎですかね?
でも俺、人間ってこうやって歴史をつむいで来たんだし、
それは生き物すべてに通底する適者生存のメカニズムと思いますし
だから、そういうふうにしか生きていけないと、そう思う次第です。


うわっ長げぇ!
すみません・・・簡潔にまとめる能力ないっす。

[ 2015/11/10 04:44 ] [ 編集 ]
そう、パラダイムの話ですね
ダルマさん

コメントありがとうございます!
全部にきちんと答えられていないけど、一応レスを~^^;

> 歴史用語で言う「近代」のあとの時代を表現する言葉を模索する現代思想家や社会学者は多いですね
> ポストモダンとか、後期近代、ハイ・モダニティなど言い方色々。
> 思うに、大分岐もそういった1つのパラダイムを示す用語と理解しております。
>

はい、パラダイムを示す言葉という理解で間違いないです。
自分的には「大分岐」という言葉を、大航海時代から現在までと定義したいのですが、人類史の特異点みたいなニュアンスを込めて使ってます。
そもそも近代って曖昧な範囲だし、現在進行形を振り返るのは難しい、、、でも敢えて失敗覚悟で定義を試みているって感じですw

ポストコロニアル状況については、僕も注視しているけど、、その均衡点は全く予想がつかないです。
正直言ってw
ただ現実として、グローバル資本主義は少なくともモノ・カネの移動はドンドン加速していくわけで、
ヒトの移動だけ国境によって制限している現状は維持できなくなりつつある。
帰属集団としての国民国家の維持が困難になるというのも、その通りですね。

そういったグダグダの状況が続いていくのとは別に、、、
僕の今一番気にしている事は、食糧や資源などの地球規模での物理的制約が近々明らかになる事です。
如何せん、地球の人口は増えすぎてしまったようだ。
その場合、先進国の財政破たんと最悪の場合は、、、、

でもね、、、それも試練として考えて、試練を乗り越えればもっと良い社会が待っていると信じて生きていくしかないんですよ。当たり前のことだけど。

う~ん、煮え切らないレスになってしまったけど、
一つだけ僕が確信持って言えることは、過去の歴史を振り返ると、今ほど物質的に恵まれた時代はない。
だから現状維持を目標に、足るを知った生活水準で生きていく社会的合意が得られれば、充分持続可能な社会に転換できるんじゃないかと。

[ 2015/11/11 17:53 ] [ 編集 ]
いえいえ、こちらこそ身も蓋もない感じの纏め方をして正直申し訳なかったです。
ただ、やはり避けては通れない現実とも寄り添って生きるというのが自分の"考える"という行為のテーマなので、ぜひkojiさんの俺に対するレスポンスを見たかった。


>う~ん、煮え切らないレスになってしまったけど、
>一つだけ僕が確信持って言えることは、過去の歴史を振り返ると、今ほど物質的に恵まれた時代はない。
>だから現状維持を目標に、足るを知った生活水準で生きていく社会的合意が得られれば、充分持続可能な社会に転換できるんじゃないかと。


これはイヴァン・イリイチを思い出します
持続的発展、多元的な均衡、コンヴィヴィアルな社会
kojiさんのいうイメージと合致するようなテーマの思想を持った方で、
「コンヴィヴィアリティのための道具」なんかはかなり読み込みました

俺も、ベースはこういうところに置くべきだとも思うんですよね
今の俺はすごく現実主義よりで、ともすると悲観的に見えると思うので矛盾しているように感じられるかもしれませんが・・・
うーん、むずかしいけど、ガチ左翼的な空想妄想に陥るんじゃなくて、あくまで理想は理想として割り切りながらも、でも目指すべき目標として設定する、努力するという感じです



あ、ところで話が全然ぶっ飛びまくるんですが
最新記事(アカデミーの話)のkojiさんのその服、ウワサのサルベージジャケットでは!?
どうやって手に入れたんですかw
ぜひご教授下さい。
俺また断片8000枚くらい投入してそうなんですが、まったくダメです
(´;ω;`)

[ 2015/11/12 10:08 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
ダルマさん

今、コメを読み返すと、舌足らずな回答を痛感したので、補足させてください。
(ちょっとね言い訳ですが、、眠い状態で書いたもので~^^;

僕は、帰属意識の大きさには特に制約はないと考えてます。
だって、かつての中華帝国、モンゴル帝国、ローマ帝国はほぼ世界レベルだったじゃないですか?
国家を支持する仕組みは違ってたけど、それなりに長い期間、維持されたたじゃないですか。
だから帰属意識やアイデンティティは習慣の問題で、教育でカバーできる、数世代掛かるかもしれませんが。
しかも現代ではIT技術によってコミュニケーションには距離の制約は無くなっている。

では、何が世界連邦政府に至る国家の統合を妨げているかというと、それは貧富の差なんですよ。
例えば、かつてアメリカ合衆国の憲法草稿は、北米大陸共同体を目指していた。
しかし、合衆国はカナダやメキシコと合併する方向には向かわなかった。なぜなら合衆国国民は貧乏になるのが嫌だったからです。金持ちの米国民は、貧乏なメキシコと合併するのは当然反対しますよね。

史上唯一、金持ちの国民が貧乏な国と合併するのに賛成したのは、東西ドイツ統合でした。
それはドイツが再び戦場になる恐怖が、西ドイツ国民が統合コストを負担する嫌気を上回ったからです。
そしてドイツ国民の思惑通り、戦線は現在ウクライナまで移動している。

貧富の差はグローバル化によって、今まさに解消されつつある様に見える。
ただし、この先、資源や食料といった物理的な制約が大きくなると、、グローバル化が逆転しブロック化で止まって、更には紛争を激化してしまうかもしれない。だから、生活レベルを少し落としてでも、持続可能な社会を目指さなければいけない。
というのが、僕のレスポンスの補足です。

実はこの内容は僕の書きたい一番のテーマで、記事でもちゃんと説明しますので。


>
> あ、ところで話が全然ぶっ飛びまくるんですが
> 最新記事(アカデミーの話)のkojiさんのその服、ウワサのサルベージジャケットでは!?
> どうやって手に入れたんですかw
> ぜひご教授下さい。
> 俺また断片8000枚くらい投入してそうなんですが、まったくダメです
> (´;ω;`)

残念ながら、服は色違いのラフィアンズ・ジャケットです。
やっぱりサルベージジャケットは確率が低いだけではと思いますw

しかし改めて見たのですが、本当にヨハンさんのBlogは凄いですね、まさにサルベージャのバイブルです!
また断片と天馬の羽でもカンパしたいので、今度Tellさせて貰いますね。
ではでは~^^

[ 2015/11/12 21:18 ] [ 編集 ]
>今、コメを読み返すと、舌足らずな回答を痛感したので、補足させてください。
(ちょっとね言い訳ですが、、眠い状態で書いたもので~^^;


時間はたっぷりあるし、まったりといきましょうぜ~
レスも時間がまとまって取れるときでいいではないですか
こういうテーマで会話が出来るのを、kojiさんには感謝してます
すごく久しぶりで・・・



--------------------

多分、想定している努力目標は俺とkojiさんとでほぼ一緒なんじゃないかなと(→持続的発展、文明のサスティナビリティそのあたり)


しかし現状認識や方法論には相当違いがありますね
特に俺は「全体」として機能するようなものはせいぜい国民国家レベルがぎりぎり最大規模で、世界的な人口増大・資源と食料需給の逼迫・移民問題などで維持するのが難しくなっていく感じじゃないかという持論に対し、KOJIさんは世界政府とか、地球規模での人類の統合が可能ではないかと見ている。


これはかなり大きな差で、お互いの持論の隔たりの原因ですね
じゃ、とりあえず当面は、これを先鋭化させていく作業をやりましょう
その中できっと何かお互いに見えてくるはず!


帰属意識についての捉え方も、もしかするとだいぶ違うかもしれません

俺としては、今議論すべき帰属意識のカタチは、最低でも今日的な国民国家に対するソレと同レベルと思っておりました
ゆえに、全体として機能しているところ(kojiさんの例で言うと帝国)の成員であるという自覚や愛着を想定しているのですが・・・

仰るとおり教育による訓化・馴化は必要ですけども、恐怖政治や洗脳、それと、あたらしく記事にも書かれているキリスト教化ではこれまでの失敗例の踏襲に過ぎないですよね?

したがって、例示が間違っていると思います
たとえば戦闘民族サイヤ人みたいなモンゴルはモンゴル人を中核に、征服地域の人民をそのまま戦力と兵站に組み込み進撃を続けるというマジキチ戦法で、コーカサスを抜け黒海を超えワールシュタットの戦いをやって、ハーンが亡くならなければどこまで行ってたんだよおめぇら・・・(震え声)って状態で、確かにすごいんですが、帰属意識関係ありますかね・・・力こそパワーの世界で抵抗したら皆殺しなワケですし・・・

そのモンゴルが"漢化"したのが元なる中華王朝ですよね。
中原に侵攻し中国全土を支配しようとすると、漢民族を支配下に置くことになり、それが自然と"漢化"につながるのだと、職場の中国人が言ってました。
そいつが言ってた話ですが、唐も漢化した(李氏は遊牧騎馬民族のひとつである鮮卑系だけど漢民族と混血を進める)皇帝家の国だし、五胡十六国時代もそういう国はたくさんあるし、女真族だって俺らを支配するうちに、"漢化"したんだ、漢民族が逆支配したんやぞ、そういう方向に話が進んで、「"漢化"はわかったけど、全部漢化した挙句に官僚制度が疲弊したり皇帝がキチガイ化したりして自滅しとるやん・・・」という話で気まずくなって話は打ち切りです。
面子という言葉がありますが、俺の言葉で彼は面子を傷つけられたんだと思います。
彼は漢民族です。漢民族の人たちと話して思うのは、中華思想の中核はやはり漢民族みたいです。モンゴルや女真族から攻められて被征服民となってもなお、支配されるうちに逆に漢化してやったんだ、そういうメンタリティで、たくましいな~と思う反面、肥大化した自尊心のせいで自己批判能力が乏しい印象を受けます。
定期的に自滅する肥大化した自尊心(中華思想)を核とした中央集権体制、これもまたKOJIさんがイメージされてい帰属意識のカタチとはかけ離れている気がします

帝政や独裁、支配民族と被支配民族が明確に存在するような枠組み、それこそ帝国植民地主義時代もローマ時代も古代ギリシャに遡っても根底は同じで、それを

>帰属意識の大きさには特に制約はないと考えてます。

の事例としてあげるのは、いささか詭弁というか、危険かなと思います。


訓化や馴化が絡み、やがて自覚的・自意識となっていくような帰属意識って、だから自然に醸成されていく郷土愛とかがベースで、必然、前もコメントしたとおり、自分自身に"近い"ところからしか発展しないと思います。
だって人間だもん
まずは自分とその周囲の人間、ですよ
"世間"がベースですよ
生まれながらに意識を国家や世界全体に向けることの出来る人間なんて居ないし、成長するにつれて、訓化や馴化を経て視野が少しずつ広がっていく中で、ようやっと俺やkojiさんが話しているような内容に興味を持つ人間が居るかいないか、ですよ
貧富の差を解消して、豊かになって衣食住何不自由なくなったって、意識高い系の子と低い系の子と、どうでもいい系の子で三極化がオチでしょう。
最大多数の人民の意識を世界市民的なモノに訓化し、コントロールするというのは、ちょっと不可能だと思いますが・・・


それから、
アメリカやドイツのくだりは非常に同感です。
しかし、

>貧富の差はグローバル化によって、今まさに解消されつつある様に見える。

これがわからないです
逆です。
市場規模がこれだけ大きくなって、実体経済を反映しない、わけわからん膨らみ方をしている巨大金融市場があって、リーマンショックとかいうアホみたいなジャンク債がきっかけで起こった金融恐慌が世界経済を冷やした実例も有りますし、実際のところ各国政府・国銀は実体経済を支えるためになぜか実体経済を直接刺激せずに金融政策によるお金の移動のカラクリで経済指標を好転させようと躍起になっている。
技術革新が相次いで、生活が便利になって、機械が何でもやってくれて、病気を克服して、・・・資本と富の一極集中が加速している、そうじゃないですか?
貧富の差の解消とは、中産階級化・均質化ってことで、それはちょっと前の日本みたいな感じをイメージしますが、これ成功したのは人口ピラミッドのバランスがまだマシだった時代、GDPもノビシロがあって、団塊世代はモーレツ社員で、国としても多分に社会主義的な政策をやってて(累進課税とかみんなで幸せになろうよという政策全般)、国民がそれを許容して大勢の中産階級と、ちょっとした金持ちの国になれたからであって、奇跡的な事象ではないかなーと。
他国では再現できないでしょう。北欧の高福祉国家も小国であることや(当時は)移民の数も少なかったから成功的に運営されていたというのはありますが、もはや見る影も無く・・・

もしかするとご存知かもしれませんが、
ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの統計学者にサイモン・グズネッツというの人が居るんですが、彼の言葉に『世界には4つの国しかない。 先進国と途上国、そして、日本とアルゼンチンである。』というのがあって。

先進国(スタートダッシュ成功した旧帝国植民地主義勢)
後進国(そいつらの養分だったか、周縁国)
日本(後進国から唯一先進国化に成功した経験のある国)
アルゼンチン(先進国から唯一後進国化した経験のある国)

だそうです。
欧米列強がソフトウェアを握りデファクトスタンダードを敷いて先行逃げ切りで自由資本主義の時代に突入し、結果としてこの4種類しか国が無い。これが現実だと思います。

まえ書きましたがこの固定状況に、ポストコロニアルな"後進国・周縁国由来の移民・難民"の内部浸透が作用すると世界がどう動いていくか、これはまた別問題で、注視すべきことかなとも思っております


まとめますと

●自由資本主義経済は(部分部分において修正が必要な程度の)間違いを含んでいる。持続可能な発展を可能にする各種の機能制限を組み込む時期に来ている。


●なんとか維持しうる帰属集団のもっとも大きなレベルと俺が考えている"国民国家"ですが、そもそも、ローカルな文脈でそれぞれの国家にはそれぞれの統治のあり方があり、ヨーロッパ勢が共通規格として推進する"議会制民主主義"だけが唯一の選択肢であるというのは誤り(日本も厳密には議会制民主主義を全うに運用しているとはいえませんし)
まずローカルな文脈でローカルなやり方でそれぞれまとまる必要がある。
それに気に食わないとか、利害関係の問題などで介入する大国を止められない国連も解体する必要がある。
世界全体の調停機関が必要なら常任理事国なし持ち回り制にして、化石のような敵対国条項もさっさと廃止するべき。

こんな感じでしょうか・・・

-----------------------



>しかし改めて見たのですが、本当にヨハンさんのBlogは凄いですね、まさにサルベージャのバイブルです!
>また断片と天馬の羽でもカンパしたいので、今度Tellさせて貰いますね。
ではでは~^^


きょ、恐縮です・・・・っていうかいつも色々援助してもらって、感謝の極みですよマジで
そろそろ何かお礼がしたいんですけど・・・kojiさんが欲しがりそうなものが思いつかねーっす(´;ω;`)
[ 2015/11/13 01:19 ] [ 編集 ]
ヨハンさんへのレス(前半)
ダルマさん

こういうテーマで会話が出来るのを、自分もマジ感謝してます。
ディベートじゃなくて、ディスカッションの方向で努力しますから、引き続きよろしくお願いします。

>
> 多分、想定している努力目標は俺とkojiさんとでほぼ一緒なんじゃないかなと(→持続的発展、文明のサスティナビリティそのあたり)
>
>
> しかし現状認識や方法論には相当違いがありますね
> 特に俺は「全体」として機能するようなものはせいぜい国民国家レベルがぎりぎり最大規模で、世界的な人口増大・資源と食料需給の逼迫・移民問題などで維持するのが難しくなっていく感じじゃないかという持論に対し、KOJIさんは世界政府とか、地球規模での人類の統合が可能ではないかと見ている。

いや、現状認識としては、ヨハンさんと僕はほぼ一緒ですね。
『国民国家を維持するのが難しくなっていく』という点のレベル感と、次のフェーズに移る時間的見通しが違うだけです。もう既に歪(資源の枯渇や国債の発行残高)は限界に近づいているとみています。
僕の想定している、『世界政府とか、地球規模での人類の統合』というのは、現状の資源・食糧問題や移民問題から生じる紛争が激化し、大きな遷移エネルギー(WW3とか、気候変動などによる文明の破壊)が加わった後に、人類が生き残るための消去法として選択される結末として2030年までに発生すると想定してるのです。
ヨハンさんも現状がずっと続くとは思ってないはず?
もちろん50年後やそれ以上後なら心配してもしょうがないけど、僕らの世代は逃げ切れるからね。

でも例えば来年春から夏にかけてリーマンショック級の信用不安が発生したら、この先どうなると思います?
日本に関していえば今以上の金融緩和を行って国債の残額を積み上げれば、ハイパーインフレの引き金を引くことになるかもしれない。
う~~ん、ごめんなさい、話が脱線してきた。この先の話は、また改めて記事にします。

以下、個別のレス入れさせてもらいます。


> 帰属意識についての捉え方も、もしかするとだいぶ違うかもしれません
>
(中略)
> 最大多数の人民の意識を世界市民的なモノに訓化し、コントロールするというのは、ちょっと不可能だと思いますが・・・

ここのレスは悩ましい、、、開き直ってると思われるかもしれませんが、

それぞれの帝国の支配民族・階級側に限った上で、帝国の版図全てに渡って帰属意識を保有していたはずで、そういう意味での帰属意識の大きさには特に制約はないと考えてます。
被支配階級は、レベル感の違いはあっても奴隷か、家畜レベルか、良くて2等市民でしかなかった。
そこはヨハンさんの仰る通りで、帝国の維持にあたっては大きな不安定要因になっていた。

ただ僕の言いたいのは、それぞれの帝国が隆盛を誇っていた当時、帝国の為政者の認識している限りで世界のほとんどを支配していた。すなわち世界政府が存在していて、それなりの期間軍事力と警察力を独占することで、平和は保たれていた。

確かに例示も乱暴であることは認めましょう。しかし、この先、国家という枠組みで軍事力を保持していては資源の浪費が早まるだけという認知が広まれば、ゲーム理論的にもナッシュ均衡としての平和が訪れるはずなのです。
そして近い未来においては、人工知能を搭載した機械が奴隷の代わりをすることとで、労働力としての搾取される側(被征服民族)は必要なくなる。


>
> それから、
> アメリカやドイツのくだりは非常に同感です。

アメリカやドイツのくだりについては、平均的人間の優先順位として
『祖国への帰属意識』<『自分の財産の保持』<『戦争の恐怖/自分や家族の命を守る事』
ということを強調したかったのです。

人間は先天的には家族や友人、職場の人達レベルまでしか同朋意識は持てなくて、祖国への帰属意識は習慣や教育によって後天的に備わるものという点に置いては、ヨハンさんも賛同してくれてますよね。

個人的な話ですが、僕は前職で8年間ほど外資系企業に勤めていて、その頃シリコンバレーにある本社に年2回ぐらい出張してました。
本社には、グリーンカード(米国の永住権)を取得して働いてる外国出身のエンジニアも大勢いました。
インド出身が一番多くて、他にも中国、ギリシャ、ベトナムなど人種的にも多種多様だったけど、皆、豊かな国アメリカで働けるようになった事をすごく喜んでいた。「コージもアメリカ移住してこないの?」とか訊かれて、年老いた両親を残してそれはできないなと答えながら、今は一部の恵まれた人達にとっては国を選ぶ時代になったんだなと痛感したものです。

話は変わるけど、カナダやオーストラリアは数億円も積めば国籍が買える。
だから、中国共産党の上層部にいて不正な蓄財をした人は相当数移住してるらしいですね。これも一例で。

つまりグローバル化の進展によって現在では国への帰属意識は相当揺らいでいるし、そもそも人間の行動要因として国への帰属意識よりももっと優先される事項がある。
それに後天的なものなら小さな島であろうと大陸レベルであろうと、世界を統合したレベルであろうと大きさの制約など無いはずだと思うのですよ。

ちょっと長くなってきたので、続きは別スレに分けますw
ではまた~^^;
[ 2015/11/16 03:08 ] [ 編集 ]
レス後半待ち
先日は色々とカンパありがとうございました!!
おかげさまで、順調に断片だけが浪費されております・・・(´;ω;`)
KOEIさんはドS
いただいた天馬もマジでありがたいです。大事に使わせてもらいます


レス後半待ちしつつ
こないだお会いしたときちょろっと言いましたが"ディベート"になるのをやたら拒否る理由だけ。

単純です。ディベートだと、対話のテーマや内容には特に意味が無いからです。ディベートというのは相手を論破する力を磨く闘いですよね。外交や商談などにおけるネゴシエーション能力、インテリジェンスを養成する場として機能するようなものだと思ってます。
相手の意見に耳を傾ける場合1つをとってみても、そこから自分にはない視点や感性を感じ取って学んだり、お互いの対話から止揚を試みたりする作業には向かないかなーと。
自分は内容とその掘り下げ、深化、こういうことにしか興味が無くて。
だからディスカッションという体裁にこだわります。

ディベートの本場アメリカで揉まれてきたkojiさんからすれば、おそらく俺はナイーブなヤツに見えるかもしれないですけども、いや実際そうなんだけどね。俺という人間は金銭欲・名誉欲・出世欲・物欲などが欠落した欠陥品なんです。知識欲や探究心だけでかろうじて生きているようなもんです。ただ吸収した情報を脳内で整理し、自分なりの考えを形作ったところで、それを吐き出す場も特にないんで、この度こうした場が提供してもらえて、すごく楽しいですね

物足りないと思いますが、すみません。
[ 2015/11/16 21:27 ] [ 編集 ]
レス後半
お待たせして、申し訳ない。

> おかげさまで、順調に断片だけが浪費されております・・・(´;ω;`)
> KOEIさんはドS
> いただいた天馬もマジでありがたいです。大事に使わせてもらいます


いえいえ、どういたしまして。
倉庫にため込んでいて、どうせ使わずに終わりそうな物ばかりで。
お役に立てたら、嬉しいです。

>
> レス後半待ちしつつ
> こないだお会いしたときちょろっと言いましたが"ディベート"になるのをやたら拒否る理由だけ。
>


ディスカッションを目指すことは、了解しています。
僕に関していえば、ただの少々欲張りな一介のエンジニアに過ぎないです。
ついアメリカでの体験話とかしてしまいましたが、ディベートの練習などしたことありませんw

では後半のレスに入る前に、帰属意識について、もう少し続けます。

人間の行動原理としての昨日は以下のように優先順位をつけました。
①『国への帰属意識』<②『自分の財産の保持』<③『死の恐怖/自分や家族の命を守る事』

③は、ヨハンさん云う所のエスニックアイデンティティ(民族的アイデンティティ)にも通じるものがあって、人間の本能に根差した最も強い動機の一つであり、進化の過程で人間の脳が備えるに至った特性だと思う。

ただし、平時において、例えばオリンピックで日本選手を応援するだとか、買い物のときに日本製品を優先して買うとか①⇒③への習慣的な投影があって、愛国心というほどではないにしても、その国に生活の場を置いている限り愛着がどんどん増してくるのは自然なことで、ここの部分をどう評価するかは難しいところ。
特に戦争などの特殊な状況においては、①=③の昇華、同一化が起きることは見逃せない。

また極端な例だけど、神風特攻隊として出撃していったパイロットの遺書をまとめたサイトがあって、拝読させてもらった時に思ったこと。そこでほぼ共通していたのは、天皇陛下万歳と叫びながらも、家族や故郷の親類・友人を守るためと動機づけしていた。両親や兄弟を守るために死んでいくのだから、とても意義ある事なのだと。

実は宗教においても、教祖様や聖なる物(十字架やコーランなど)は、人間の一次集団(家族)以上の存在とされるため、後天的な国家や広義の集団に対する帰属意識が、先天的に人間の脳が備えている一次集団への帰属意識と同一化してしまい、自爆テロも厭わない強固な行動原理となる。
ただ、公平に言うならば自爆テロという表現も欧米諸国目線であって、先週末のパリで起きた事件すらIS側目線では聖なる戦いジハードということなのでしょうが。


おっと、脱線しすぎましたが、帰属意識について、まとめを提起すると、

●国家への帰属意識、ヨハンさん云う所のナショナルアイデンティティ(国民国家の成員としての自意識)は安全保障上の理由から必要なものである。しかし現在ではグローバル化の進展によりその根底が揺らいでおり、人によっては経済的な理由が優先して移民という選択肢も存在する。ただし戦争(宗教的な紛争も含む)の状況下、または戦争まで行かなくても緊張状態の高まりからエスニックアイデンティティと結びつくと、危険な形で発現するリスクがある。


>>貧富の差はグローバル化によって、今まさに解消されつつある様に見える。
>これがわからないです
>逆です。


仰る通り、僕も『様に見える』という曖昧な表現を使っているのは、両方のストーリーがあると思っていて、ヨハンさんの突っ込み待っていました~^^
かの話題のピケティも言う通り、資本と富の一極集中が加速しているのが実情だと思います。

ただ数年前、BRICSが持て囃されて頃には、僕も世界の全てが豊かになれるのかもと期待していた。
中国のGDPが日本を抜き去って行く事は人口の差を考えれば当然のことです。
ただし、中国の人口を考えると、一人当たりのGDPではまだまだ日本の方が数倍高いし、この指標で中国が日本を抜き去るには、7%成長をあと10年以上続けないといけない。だから近々、資源制約が明らかになるとやっぱりこのストーリーは無理ですね。

> まとめますと
>
> ●自由資本主義経済は(部分部分において修正が必要な程度の)間違いを含んでいる。持続可能な発展を可能にする各種の機能制限を組み込む時期に来ている。


全体としてはまったく同意です。
ただ各種の機能制限の詳細を議論する時間的猶予が既に無くなってきており、現在の強欲な資本主義の破綻を経て、焼け跡からの出発になると思っています。

>
> ●なんとか維持しうる帰属集団のもっとも大きなレベルと俺が考えている"国民国家"ですが、そもそも、ローカルな文脈でそれぞれの国家にはそれぞれの統治のあり方があり、ヨーロッパ勢が共通規格として推進する"議会制民主主義"だけが唯一の選択肢であるというのは誤り(日本も厳密には議会制民主主義を全うに運用しているとはいえませんし)
> まずローカルな文脈でローカルなやり方でそれぞれまとまる必要がある。
>
> それに気に食わないとか、利害関係の問題などで介入する大国を止められない国連も解体する必要がある。
> 世界全体の調停機関が必要なら常任理事国なし持ち回り制にして、化石のような敵対国条項もさっさと廃止するべき。
>
> こんな感じでしょうか・・・


仰る通り、国家によってパターンが違うので、類型化してそれぞれの処方箋を見つける必要がある。
ただですね・・・今の日本とか見てると完全にポピュリズムに毒されていて、自発的な改革は不可能としか思えない。
国連に関しても然りですが、う~ん、焼け野原からの再出発しか思い浮かばない。。

ただ諦めちゃうと折角の議論が続かないし、いろいろと見えてきた希望の灯も本当にあるので、なるべくポジティブな記事を続けていきたいと思うのですが。

次回のレスからは網羅的でなくても、部分的なものでも続けていきましょう。お互いに~^^
とりあえず、今回は以上です。
[ 2015/11/17 12:25 ] [ 編集 ]
ですね!
まいど!
ジャケットは出ませんでした。
心は壊れました。
ヨハンです。

網羅的にしようとすると、そもそも時間がない;;
まったりいきましょう・・・



>『国民国家を維持するのが難しくなっていく』という点のレベル感と、次のフェーズに移る時間的見通しが違うだけです。


時間的見通しについては確かにそうかも。
Kojiさんほど焦ってないかな?
2030年・・・急ですね
フォールアウトの世界がやってきそう・・・

レベル感については、うーん、どうなんだろう。
レベル感ではなく、認識に著しいズレがあって、それが埋められないレベルなのかも。

俺が考えてる「国民国家の枠組みの維持が結構限界っぽい」ってのは、ヒトモノカネのトランスナショナルな流動
に対する保守反動があちこちで起こっている点を指摘したつもりです
イギリスもドイツもフランスも北欧諸国も、移民政策は間違いだってって政府高官レベルで発言している
でもすでに受け入れてしまっている人たちをパージするのは不可能だし、
左派リベラルや政財界の思惑が別にあって今日から移民禁止!とかには絶対ならない
先住者と流入者の軋轢は続くわけで、一方で極右的な集団や政党が支持を集めやすく、他方で左派リベラルも流入者に取り入るでしょう
ナショナルアイデンティティの共有なんてほんとうに幻想に過ぎなくなる



世界政府的なモノ、人類が地球レベルでとりあえず纏まろうや、となるには

・宇宙人侵略・隕石接近(ほぼ地球衝突確定)など、カタストロフィとでもいうべき、人類が団結しないと地球が滅びそうな目に見え肌に感じることが出来る危機が訪れる

・前も言いましたが、人類が月や火星に殖民し、少なくとも1世代分くらい時間が経つ。月人、火星人、といったアイデンティティが成立し始める。相対的に地球人というアイデンティティの成立。

など、劇的で、全地球規模で、誰が見てもしゃーないとなるような説得力のある状況が必要じゃないかな・・・と思います

KOJIさん的には2030年と、結構近い未来に破綻が来ると見ているので、これは緩やかな衰退とかじゃなくて結構劇的なんだろうと思います。
ゆえに実際そういうのが起きると地球規模で人類が纏まろう、という流れになるのでしょうか?

俺は流石にそれは無いかなーと。
あれ、俺のほうが悲観的だと思ってたけど暢気なのかな?
ギリシャみたいな限りなくアウトに近いアウトな国がのらりくらりと滅んでない時点で、世界全体についても滅ぶ滅ぶ詐欺のようなものは感じますね・・・

先行者特権が意外と強固で、後発組が先進国化する前に軒並みポシャってるんですよね
実際にそれが原因で世界経済が停滞したりしてるし、原油需要とかも低迷する
食糧事情が悪化する可能性はあるにしても、エネルギー関係は見通し緩そう


ですので、俺の想定の場合は緩やかにだめになっていくパターンかなーと
直近はやはり上で書いたとおりです。保守反動の影響が大きそう
小さくまとまる傾向といいますか、EU内では分離独立の動きもあちこちで燻ってますね
カタルーニャだのスコットランドだの
んで第二次世界大戦戦勝国クラブは相変わらず無能の極みですので、残念ながら人類はKojiさんが想定するような世界政府的なまとまり方をすることはできそうもないです

ああ、そうか、この辺が俺は悲観的なんだ
世界全体で纏まるってポジティブなイメージなんですよね
でもポジティブすぎます

Kojiさんが「前半」で仰っている優雅な経済移民の人たちは、地球人類の上位5%にすぎないわけじゃないですか
残り95%はグリーンカードなんてもらえないし、シリアからも脱出できてないし、あるいはそこそこ経済力はあっても棄国という選択肢がないタイプの人も居ますしね・・・

上位5%の人たちは教育水準も高く、先進的で柔軟な思考が出来るわけで、コスモポリタン率高そう。
それと経済力の高さが合わされば、国なんていちいち拘らないでしょうね、過ごしやすいところへ行く。

でも全体の95%がこの人たちの養分になるからそれが可能なだけであって・・・
特に下へ行けば行くほど世界は狭く、俺が言うところの"世間"しか見えない生活を送っていることでしょう
コミュニタリアン率高そう。

5%の人たちは経済力だけじゃなく政治力も高いので、力ずくで世の中変えれそうな気もしますが
95%を完全にコントロールするには至らないとも思いますね

この辺もまた俺が緩やかにダメになっていく、地球全体で纏まることもない、と考えている理由ですかね
地球人口に占めるコスモポリタン率が低過ぎる
そして構造的にコスモポリタン率は高くならない(コスモポリタンは養分民から搾取して涵養されるものだから。底辺は今日を生きるので精一杯だし、世界が狭い)。


よし、ここでいったん止めます@@
続きはまた時間が取れたらー

いつのまにか、朝になっちゃった・・・zZZZZ

[ 2015/11/18 08:35 ] [ 編集 ]
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