大航海時代に思いを馳せて

大航海時代Onlineのゲーム記録と、痛い子的歴史妄想で構成の予定

植民地拡張の両輪としての「キリスト教」と「資本主義」

プロローグ

nagura.jpg名倉: 「麦わらのルル船長! Religion海に進路変更ですか?」

「もしかして一昨日★5幽霊船で出会ったさまよえるヴェネティアの大公が呟いていた、、、『常々思いますが、ソフトウェアを握った奴の勝利ですな 』 ってのと関係があるんですかい?」



ruru_icon.jpg麦わらの船長: 
「そうだ、そのソフトウェアという、ひとつながりの秘宝の在処を示す断片がReligion海に眠っているらしいんだ・・・」
「まあ未だ先は長い・・・七つの海を乗り越えなくちゃな・・・でも何時か必ず秘宝を見つけてやるんだ!」
「いいか名倉共、気引き締めて見張ってろよ」






キリスト教はローマ帝国の時代から、植民地を間接統治するのに適したソフトウェアだった

西洋諸国が植民地を支配するとき、その尖兵としてキリスト教の宣教師が使われたことは有名な事実である。
キリスト教では野蛮な未開の国に「文明」を広めることは善であると、そして全世界を支配するのは同じ神だから、宗主国は神の福音を植民地に伝道する義務があると動機づけていた。

そもそも何百年にも渡って戦争を繰り返してきたヨーロッパ以外の地域では、部族を超えた「国家」の意識はない。
こうした地域で近代国家の権威を浸透させるには、各地の土着宗教を超える精神的な普遍主義が必要だったのだ。

20151111_church.jpg


大航海時代より千年以上前に遡るが、キリスト教は4世紀にコンスタンティヌス帝に公認され、テオドシウス帝によって国教とされた。このあとローマ帝国の広大な領土を属州として間接統治するため、キリスト教が使われた。皇帝の軍事的な支配権が及ぶ面積は限られていたので、属州を統治するには、精神的な秩序が必要だったのだ。

古代エジプトのように、それが特定の国王を神とするような俗人的な「御用宗教」では植民地の住民は信じないだろうが、キリスト教は信者になれば誰でも天国に行けるという分かりやすいアピールポイントと、苦難は神の課した乗り越えるべき試練だという逆転の発想?でデファクト・スタンダードとして世界に普及したのだ。

ちなみに日本では、フランシスコ・デ・ザビエルがポルトガル王ジョアン3世の命によりインドのゴアに派遣され、その後1549年に日本に初めてキリスト教を伝えたことで有名である。しかし日本では仏教と神道が既に民衆に根付いていた事と、徳川時代のキリシタン弾圧のせいでキリスト教が入り込めなかった。
そして明治維新において西洋に対抗するための精神的な価値体系を構築するために使われたのが、天皇家だった。
(っと、この話の続きは長くなるので、また別記事でw)

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資本主義を生んだ「キリスト教」

16世紀から19世紀までに、全世界のほとんどが西洋諸国の植民地支配を受けるに至った。その原動力となったのは(血塗られた)資本主義であり、資本主義はキリスト教(プロテスタント)の文化風土から育まれた。

学校の教科書では、ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を例にとって、神によって自分が救済され天国に行けるように教会に喜捨し、蓄財するために勤勉を尊ぶ労働倫理(エートス)が資本主義を生んだと説明されている。しかしこの美徳的ストーリーは、近年の統計データからは否定されている。

30年戦争の原因は、商業の発展により人口の流動し経済システムが慣習法から契約ベースに変わりつつあるのに対して、土着化したカトリック教会が適応できず、それが宗派間の争いとして表面化したことにあった。
文化の異なるグループ間で経済が発展するには契約ベースのシステムが最適であり、契約システムを保護するために法の支配を徹底するには、当時世俗化したカトリック教会では不適格であったのだ。

当時のカトリック教会は戒律を破って酒や女、金の欲望に溺れて勝手気ままを行う破戒僧が多く、免罪符を販売して庶民にお手軽な天国行きの権利をばら撒いていた。
このローマ・カトリック教会の堕落と腐敗を見て、憤激し改悛を迫ったのがマルティン・ルターであり、ルターの唱えた宗教改革を先鋭化して推し進めたのが、ジャン・カルヴァンであった。
そしてカルヴァン派は、鉄の団結力で宗教戦争に勝ち抜き、神の名において異端者を暴力で排除しながらドイツやオランダなどヨーロッパ北部を制圧していったのだ。

またイングランドにおけるカルヴァン派はピューリタンと呼ばれ、清教徒革命(ピューリタン革命)の原動力となり、イギリスの立憲君主主義の成立と、その後のナポレオン戦争の勝利と大英帝国の隆盛に大きな役割を果たした。
またメイフラワー号に乗って新大陸に渡ったピューリタンは、後のアメリカ合衆国成立に大きな役割を果たすこととなった。

神以外の世俗的権威を認めないプロテスタント的厳格さが、契約ベースの資本主義の生まれる必要条件となり、資本家が個人商店を脱却し会社として組織され再投資を行うためには、結社としてのプロテスタント教会カルヴァン派がモデルになったのだ。
そして更に遡ればキリスト教の源流のユダヤ教に行き着く。ヴェニスの商人に出てくるように高利貸しは厳格な契約ベースの社会でないと成り立たないわけだ。しかし次回の記事で取り扱う予定なのだが、このモデルは根源的なリスクを内包している。

今では、資本主義は共産主義を打ち負かし、全世界のデファクトスタンダードとなっている。
しかし、、、、現代においては、グローバル資本主義の問題点も顕著になってきた。

その問題点について、詳しくは次回記事にて!(特別納品書を落とす、あの方も登場するよ!

(やべ・・・やっぱりと言うべきかもしれんが、DOLと関係なくなってきちゃったw^^;
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[ 2015/11/11 01:28 ] 歴史展望 | TB(0) | CM(3)
昨晩初めてレーデルルさんを目撃。
むかし海軍にいた時麦わらがどうとかいううわさを聞いていたので
手配書に名前が載ってたり、腕が伸びたりするのかと思ったけど普通でしたな・・・あれ、女性?

そういえばkojiさんてサブキャラだったんですね!


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kojiさんはここ最近のテロを巡る動き、どうご覧になってますか。

初めてコメントさせてもらったときに書いたことの延長ですが
エンリケ航海王子がレコンキスタに励んでいた頃
1400年ごろですかね
当時の西欧諸国は国力でも文明レベルでも後塵を拝していたイスラム圏に相当なコンプレックスを抱いていたと思うんですよ。

だから、ヨーロッパ至上主義はその反動という側面もあるんじゃないかと。

んで、ソフトウェアを握った今、再帰的な事象としてポストコロニアル現象や、これらテロの時代を体験する事態となっている。

あと、十字軍ってヨーロッパ人の土人ぶりが遺憾なく発揮されて、なぜかビザンツ帝国が攻撃されたり、少年十字軍とか言う闇の深いアレがあったり、サラディンのぐう聖っぷりが歴史に残ったり、教皇の権威失墜と、この記事に書かれているような大航海時代のEU域外への布教活動へとつながってたりしますよね。これも、当時ソフトウェアを握る側だったイスラム圏に向けてのテロって見方も出来る気がする。乱暴でしょうか。


この連綿と続くアブラハムの宗教の内輪もめスパイラルを見てますと
人は絶対的なものに簡単に背中を預けてリラックスしたい、弱い生き物なのだなと感じずにいられません。
すぐに二項対立状況に走る。
右とか左とか、保守と革新とか、きのこの山派とたけのこの里派とか。


どっちにも言い分があり、どっちにも正論があり、どっちにも欠陥がある。絶対的な見地から見た正解はない。
なので、勝ちと負けをつける。
勝った者が正義であり、ルールである。
勝った者、それをソフトウェアを握った、と表現したわけですが、でも結局勝ちと負け、また二項対立状況なんですよね。ゆえに、二項対立が生む再帰性の事象連動の枠組み(勝った負けたのスパイラル)からは逃れられないんで、詰んでるんですよね

文明のサスティナビリティってのは、多元的均衡でしか成しえないと思うのはそれが原因です。
二項対立に収束するのと、負のスパイラルに収束するのとは同義とさえ思います。

んで多文化共生という言葉を使う人もいますが、他人が自分と違うことを冷静に認められる唯一の方法は、自分の安全と心の安寧が確保された状態で、他人と触れ合うことです。俺はそう思います。

東京の人間が田舎に行って、田舎はいいな、人は温かい、のんびりしてる、なんてのんきなことを言う。
でも実際に田舎に住んだら2ヶ月で逃げ帰る破目になる。
プライバシーがない。村八分システムやばい。実は陰湿。気分よく過ごせたのは、お客さん扱いだっただけだった。などなど。

それは日本人が外国に行ったり、外国人が日本に来たりするケースでも同じでしょうね。

観光客という身分は、基本的には安全と心の安寧が保証されるケースが多い。そりゃ必ずしもそうじゃないけど、一応お客様なんで。見なくていいものは見なくてすむ。
でも現地に住むとしたら、現地の実態と向き合う必要がある。
現地のコミュニティに自分を慣れさせ、溶け込む必要がある。
それが出来なければ、その人に待っているのは疎外感と孤独感。
テロの温床ですよ


ここまで書いてうすうすお気づきかもしれませんが
移民政策という、1つの国境線の中に異なる宗教、異なる出自、異なる価値観の人間をかき集めて同居させるというのは狂気だと俺は思ってます。

日本みたいな民族的凝集性の高い集団に、厳しい帰化条件や永住条件を超えてやってきた少数の外部出身者を受け入れる(=溶け込ませる)
これはある程度可能でしょうが、郷に入れば郷に従えという感覚は万人受けするものではない。

あるいは、移民を普通に受け入れるための理想論としての
「ナショナルアイデンティティがエスニックアイデンティティに優越する
という原則」を皆が受け入れることが出来れば話は別ですが、人は公共の福祉なんて見えにくいものより、目の前の自分の暮らしで精一杯です。
なにより、欧米諸国が自らそれを証明してる。

シンガポールや中国のようなやり方(独裁的統制)を賢いと思う人は・・・居るのかな。
前者は小国が生き残るための苦肉の策みたいな感じもあるけど、中国は・・・


俺は排外主義者か何かかと思われるかもしれません
でも、そもそも移動の自由って、経済活動の活性化を主な目当てにしているものであって。(シェンゲン協定がその最たる例では?)

一攫千金を夢見たり、経済移民したり、安い労働力確保のために移民難民ウェルカム!みたいな思惑が蠢いていたり

なんでもいいですけど、身も蓋もない言い方をすると、金ですよ。
人が平和的に共存できるかどうかを前提とはしてませんね・・・それを直視できない人(ヨーロッパの人権屋とか)がレイシズムって言葉を安易にレッテル張りに利用するのがまた滑稽だなと。

人はみんな違っていいし、みんな自由に過ごしたい
不毛に争ったっていいことは何もない
最低限の公共の福祉を共有して、みんな好き好きに生きたらいいじゃない

ここから考えをスタートさせて、どうやってソフトランディングしようか何年も考えた俺の結論がこれですよ・・・
どうなんだろう。


とりあえず、イスラエルの北部国境付近には、内戦で荒廃するシリアの様子を観察するための観光スポットがあるらしいですよ

胸糞悪くて俺は耐えれないです

[ 2015/11/21 16:56 ] [ 編集 ]
ここ最近のテロを巡る動きについて
ダルマさん

最近はパリでよくお見かけしますね。
うちも2日ほど出遅れましたが、12キャラパリに軟禁状態になってますwww
いや物に執着がないとはいえ、このゲーム長年やってると、やっぱりアイテムの価値=掛ける時間価値と、換算してしまうから・・・

> そういえばkojiさんてサブキャラだったんですね!

DOL初めて最初の2年間は冒険ばっかりで、冒険て移動時間が大半を占めてて、ずっと後ろ姿なんですよ。
で、ずっと男のケツ見続けるのも・・・・ということで開始2日目にサブキャラ認定されましたw

>
> ---------------------
>
> kojiさんはここ最近のテロを巡る動き、どうご覧になってますか。


おお、是非、ディスカッションしたい話題ですね。

そう仰る通り、レコンキスタや長い十字軍の遠征に至る根深い歴史的背景はありますね。
DOLの冒険クエでもこれ関連をやるのは、特に感慨があります。
まあDOLの話はどうでもいいとしても、元々は部族単位でしか帰属集団がなかった地域で、植民地時代に勝手に西洋諸国が引いた国境線が災いしてるという経緯もありますね。

僕の見方としては、というか実際にテロを起こしているISの賛同者の目線でいうと『アメリカを盟主とした経済的な帝国主義に対するグローバル・ジハード』なんですね。
目指しているのはイスラムによる世界革命で、だから話し合いや妥協の余地はない。
我々、日本人には理解できないけど、この世界革命が成功するか、またはISの賛同者が全滅するまで、この「戦争」は終わらない点に置いて、とても深刻な事態が今後も続かざるをえない。
IS自体はアメリカが地上軍を投入すれば全滅されられるかもしれないが、また別の似たようなイスラム革命を目指す組織が産まれるかもしれない下地が残っている。


> この連綿と続くアブラハムの宗教の内輪もめスパイラルを見てますと
> 人は絶対的なものに簡単に背中を預けてリラックスしたい、弱い生き物なのだなと感じずにいられません。
> すぐに二項対立状況に走る。
> 右とか左とか、保守と革新とか、きのこの山派とたけのこの里派とか。

(途中略)
>
> 文明のサスティナビリティってのは、多元的均衡でしか成しえないと思うのはそれが原因です。
> 二項対立に収束するのと、負のスパイラルに収束するのとは同義とさえ思います。


対立している争点は、文化、宗教、アメリカ的資本主義VSアラブナショナリズムなど多岐にわたるけど、
一番の対立軸は、アメリカ的資本主義はもはや経済的帝国主義となってアラブ諸国を抑圧している事でしょうか。
湾岸戦争やイラク戦争など、イラクの人々から見ると特にそうで、それがISを産んでしまった。
世界の警察をしているというアメリカの正義は、イラクの人達から見ると全くの偽善になってしまった。


>
> んで多文化共生という言葉を使う人もいますが、他人が自分と違うことを冷静に認められる唯一の方法は、自分の安全と心の安寧が確保された状態で、他人と触れ合うことです。俺はそう思います。


それは全く同意ですね。
そういう意味では、最近の紛争が増えてきているのは、世界的な富の偏在、格差拡大が原因と思うわけです。
(これは僕の論点なので、ちょうど今書いてる記事で改めて

>
> ここまで書いてうすうすお気づきかもしれませんが
> 移民政策という、1つの国境線の中に異なる宗教、異なる出自、異なる価値観の人間をかき集めて同居させるというのは狂気だと俺は思ってます。
>

うん、僕も排外主義者ではないけど、難民を無制限に受け入れることはリスクが大きすぎるのは間違いない。
・・・人間が増えすぎちゃったのかな。。

話は変わるけど、東京も人が多すぎて住みにくいよ。
もう満員電車乗るぐらいだったら、金掛かってもグリーン車かタクシーでいいやって感じで生活してますww
プライバシーがない程の田舎も存在するけど日本の人口比率でみたら数パーセントぐらいじゃないのかな、そんな田舎は?
地方でも県庁所在地とか人口10万程度の地方都市なら充分、暮らしやすいと思いますよ。あ、ゴメンナサイ、脱線しちゃった。(僕がUターン計画を持っているからww)


> 人はみんな違っていいし、みんな自由に過ごしたい
> 不毛に争ったっていいことは何もない
> 最低限の公共の福祉を共有して、みんな好き好きに生きたらいいじゃない
>
> ここから考えをスタートさせて、どうやってソフトランディングしようか何年も考えた俺の結論がこれですよ・・・
> どうなんだろう。
>
> とりあえず、イスラエルの北部国境付近には、内戦で荒廃するシリアの様子を観察するための観光スポットがあるらしいですよ
>
> 胸糞悪くて俺は耐えれないです



イスラエルのその話は初めて聞いた。それは趣味が悪すぎるね。
ところでISがイスラエルを攻撃しないのは何でだろう? ネットの噂ではISのトップはイスラエルの諜報機関出身というトンデモナイ話を聞いたことあるけど、まさかね・・・。

まあヨタ話はさて置き、事態はハードランディングの方向に向かってますね。

アラブにおいては、原油という利権がある以上、アメリカの経済的帝国主義が自主的に撤退することはないだろうし、
ヨーロッパ諸国がウェストファリア条約で実現した政教分離という大転換を、イスラム教でも実施することが必要だし。
ハードルが高すぎるの実情です。
日本もこれから巻き込まれるのは間違いないし。

うん、これも別記事で書こう。

[ 2015/11/22 02:33 ] [ 編集 ]
土日は職場が暇でして・・・(あっ)
>いや物に執着がないとはいえ、このゲーム長年やってると、やっぱりアイテムの価値=掛ける時間価値と、換算してしまうから・・・

ま さ に こ れ
DOLの運営が終了したら電子の海に還るのは分かっていても、メモリアルコンプはライフワークですけぇのう
黒ミノタウロス討伐に向かわせるべくガチムチにするためにプレミアムロットはかき集めたいっすねぇ・・・

男のケツばかり見たくない!
真理ですね。でも考えてみてほしい、うちも2ndとしてマドラが誕生して以降、モニタの中の風景はそう、ヨハンのケツじゃなくて追従しているマドラの美しくたなびく金髪が印象的な後姿なんですねぇ、ってそこじゃなくて、
2ndは1stキャラに追従するものってイメージなんですが・・・
やっぱり見えるのは男のケツじゃないか(憤慨)


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うーん。
アラブさんvsアメリカのお友達(ソフトウェア掌握連合)ってシンプルな構図だとまだいいんですが・・・

一例としてシリアで今戦ってる人たち一覧なり相関図なりを作ってみようとしたら、カオス過ぎて無理でした。

元々内戦があってて、それはアサドの親父さんが有能すぎて上手く回ってたのに、息子のアサドが無能というかどら息子というか、まぁ2代目は上手くいかない的な?統治と外交が下手なんですよね、んで内戦に
独裁アサドと反政府軍の対立。
独裁アサドの背後にはロシア、反政府軍の背後にはアメリカ。
でもこの当時はまだ治安もいいほうです
サッカーのACLの試合とかも普通に開催されてたし、観光スポットでもあった。ガンバ大阪が遠征してたんじゃなかったかな。W杯予選のシリア戦でもアサド大統領の写真入りのゲーフラ掲げてるシリアサポーターが居たりしてたの覚えてます。

そこにアラブの春とかいうソフトウェア掌握連合からの、イスラム圏諸国に対する解体工作があって、アフリカ北部やレパント地方が大混乱に陥る。シリアにも当然飛び火してしっちゃかめっちゃかになるが、アサドがやたらと粘り、内戦が泥沼化

混乱に乗じてISIS台頭
なぜかISIS、反政府軍、アサド政府軍と三つ巴の展開に・・・

ところで、おっしゃってるISISのボスの話、もしかして
Islamic State of Iraq and Syria(ISIS)と、Israel secret intelligence service(イスラエル諜報特務庁、通称モサド、略称ISIS)をかけたブラックジョークだったり?w

ISISの主宰者バグダディというとイラク人で、藪大統領(息子)による復讐戦争(2004年)のときにアメリカへの抵抗勢力に加担した容疑で収容所送りにされて、そこで一緒に収監されてたアルカイダ系の人とかの原理主義思想に染まって、釈放された後に立派なテロリストになっちゃったという、アメリカさんサイドが自ら育てたようなジハード戦士なんですよね。これもまた痛烈な再帰的な事象の連鎖・・・
アルカイダの指導者であったビンラディンだって、元はアフガン紛争時に動員された義勇軍の一員で、アメリカが武器とか供与して支援した過去があるわけだし、掘り返せば掘り返すほどアブラハムの宗教関係者の内輪ネタっぷりは半端ない。


脱線しました。話を戻して、現在のシリアは・・・
反政府軍を支援するアメリカとその仲間たち、周辺国としてアメリカとも同盟関係にあるサウジやトルコ、ヨルダン、イラク、UAEなど

アサド政府軍を支援するロシア、サウジ・欧米と仲が悪いイラン

ISIS、最近ISISばっかり目立ってる!アカン!って思ってるアルカイダ系、ISISの舎弟ヒズボラ
原油を売ったりして資金を得ているが、アラブの春の混乱で国が乱れているリビアなどから武器を横流しさせたり、腐敗したイラク軍人などからアメリカ供与の最新武器を密かに入手したり、色々カオス

内戦に参画し、独立自治なども模索していると思われるクルド人勢力
彼らはアサド政府軍と戦いISISとも戦うので反政府軍と共闘できるけど、一方トルコとは仲が悪い

このほか、ずっと昔から自分たちの利害問題がないような場所であっても紛争地帯であれば派兵してバランサーの役割をしようと自負しているキューバ軍なども参戦中ですわよ・・・カオス・・・

もうむちゃくちゃですよ
宗教対立、自由主義vs独裁という対立(そもそもこの対立は民主化運動工作によって自由主義を植えつけ、独裁政権時代より御しやすい環境にして石油利権乗っ取ったろ!という思惑が絡む)、イスラム圏の宗派対立、アラブの春工作の失敗(イスラム圏は独裁でなんとか統治されてきたのに、ノウハウも需要もない民主化を押し付けられ案の定破綻)、アメリカvsロシア(このせいで国連が無能集団に)

これが全部絡んでいるのではないですかね。
アメリカはオバマも任期満了近いし、そもそも他国の紛争に介入するのも遠まわしというか、地上戦に自国民を投入すること自体に及び腰に見えますね。
石油利権についても、最近すこし風向きが変っているといいますか
APECとシェールガス勢がチキンレースをして産出量調整しないまま放置して価格が低迷し、一時持ち直したと思ったら今度は世界経済の失速によってまた低迷ですからねぇ・・・
次期選挙やら利上げの時期とかを考えるのに忙しそう
だからこそ思い切ってアメリカが音頭をとって有志連合でドンパチやろう、ってことにはならなかったんじゃないですかね。国連安保理決議云々も無理ゲー、ああ、めんどくさいなぁ、クルド人とか反政府軍支援するだけにしよう、みたいなのを感じますよね

で、イスラエルの影が薄いですが
こいつらが下手に出張ると核ぶっぱで人類終了ですからアメリカが抑えてるか、イスラエルとしてはアラブの春の失敗で周辺のイスラム圏が軒並み炎上して潰し合ってるんだし傍観でおk、と思ってるかもしれませんね


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んでまた話変りますが、ド田舎首長国連邦の部族民である不肖アタクシが所用で東京に行った時の話でございます
金曜の夜おそくに羽田に着きまして、多摩のほうに住んでいる友人の家へ京王線使って一緒に向かってたんですが、電車に乗り込んだ時点ですでにアタクシの地元では最大混雑時のレベルだったのですよ
んで明大前駅ですっけ?そこで尋常じゃない量の花金満喫組か何かが乗り込んできて、文字通り鮨詰めに

泣きそうになりながら這う這うの体で友人宅の最寄り駅にたどり着いて、言われた一言「今日はまだマシだった」
ありえないっすねぇ・・・あの地獄を毎日味わっている通勤通学戦士の皆さん尊敬しますわ・・・


ド田舎首長国連邦民として申し上げますと
地方の荒廃っぷり、そして田舎の陰湿さとか農家脳と呼ばれるメンタリティを舐めてはいけない(戒め)

例えば俺、一応職場があるのは結構でかい都市なんですよ?
でも家の近くはイノシシでも何でも出ます。滝があったり。
八王子や立川の隣の隣の駅が奥多摩秘境って感じで想像してみてくださいw
近隣県のうちより規模が劣る都市部ですと、ガチ中心街にある川で蛍が飛ぶんですぜ、旦那。
棄農して久しく土地が分譲に回され、やがてベットタウン化したエリアとかですとまだマシなんですが、その周辺には代々農家やってましたーみたいな古い民家の並ぶ一角があったりして、メンタリティが違いすぎてもめたりとか。
まぁ、でも代替わりして農業継がなくなればそこもやがてベットタウン化すると思うし、kojiさんがおっしゃるとおり地方都市はベットタウンだと平和で過ごしやすいです。通勤時は毎朝電車で座れますよ!!!!!
お子さんと自然豊かでデッカイ公園で遊べますよ!!

だからUターンは大ありですね
若い人がもっと流出した方がいいですよホントに。
俺の地元民もとりあえず上京上京、でしたもん。
一極集中の緩和しないとねぇ・・・
せめて首都圏以外の各大都市圏だけでも維持しないと

あと地方は地方でちりぢりになりすぎて限界集落だのインフラ維持が限界迎えている北海道みたいなところだのの問題を解決するためにコンパクトシティ化を推進すべきですな

世界全体を憂うのもいいけど、身近なところもやっぱ気になりますよね。

[ 2015/11/22 17:48 ] [ 編集 ]
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